そんな中,芸術の秋,ということで,以前から予約してあったBarnes FoundationのCollectionを見に行ってきました.
ここは薬を売って富を築いたBarnesさんが,印象派,特にルノワール,セザンヌ,マティス,ピカソを中心に,大量の絵画を集めて,部屋の壁にまとめて飾ったのを,そのままに近い状態で残してある,という
非常にユニークな美術館です.
壁の真ん中に大きい絵を置いて(例えばルノワール),その両側に似たような色使いの絵を対称的に飾り(例えばセザンヌとゴッホ),さらに上には小さめな絵をワンポイントで配置し(例えばピカソ),さらにその両脇を対称的な色の絵で飾り(例えばマティスとモディリアニ)・・・,
という感じで,一面の壁に対し,絵が10枚とか,そんな感じで飾ってあるというところ.
言葉ではちょっと再現しにくいのですが,
一枚一枚を大事に飾ってある,普通の美術館からすると,何とも贅沢なところです.
そもそもそれぞれの絵がかなり質の高い良い絵だったりするので,一つの壁の絵を見終えるのに,
10分20分かかったりします.
残念ながら,館内は撮影禁止ですので,写真はありませんが,外観はこんな感じ.

また周囲はいろんな木が植わった植物園になっていて,こちらもまた楽しめます.

とはいえ,中身の密度が濃すぎて,ちょっと終盤は疲れてくるんですが.
でもこれで2度目でしたが,とても楽しめました.
ネットのサイトから予約できるんですが,一ヶ月先くらいでないと開いてなかったりします.
関心のある方はお早めに.
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