2007-11-25

馬の国 (Louisville and Lexington, Kentucky)

前々から,一度は行ってみたいと思っていた,Kentucky州のLouisville,Lexingtonに
先日行ってきました.

どちらもさほどメジャーな観光名所ではありません.
でもLouisvilleは,競馬をあまり知らない方でも知っている,
ケンタッキーダービーが行われる,Churchill Downs競馬場のある街.
Lexingtonは競走馬生産の中心地であり,最も美しいと言われるKeeneland競馬場のある場所です.

当然ながら,LouisvilleではChurchill Downs競馬場で競馬観戦と,ダービー博物館を見学してきました.
ここは2つの尖塔がそびえる古い競馬場.

場内には歴代のダービー馬(今年で133頭)の名前が刻まれたパネルがそこここに並べられてありました.
フサイチペガサス号の名前もさりげなく飾られてます.

Lexingtonの街は普通の小さめな街でしたが,中心付近にこんな公園がありました.
かなりリアルに競馬を再現したブロンズ像です

それと,牧場めぐりツアーに参加してきました.
血統がわかるヒトにはとても嬉しいツアーで,それなりに名のある種馬をはじめ,つい先日Breeder's Cupに勝った馬(写真はEnglish Channel号)や,現役の競走馬を見ることができました.
しかも目の前で.
日本ではここまでの馬は簡単には見られないだろうな,と思いつつ,相当楽しんでしまいました.
(おまけながら,案内役のおじさんは「日本にはヨシダという有名なオーナーがいるだろ?」と聞いてきました.さすが社台.)

で,十分に競馬旅行を楽しんできたわけですが,それ以外にも楽しめたことがありました.
Louisville名物のHot Brown.
これは「オープンサンドイッチ」で,パンの上にホワイトソース,トマト,ベーコン,チーズを乗せて
オーブンで焼いたようなもの.
見かけは結構重そうでしたが,意外に食べられてしまいました.
アメリカ生活で胃がでかくなっているのかもしれませんが・・・.

2007-11-10

Barnes Foundation Collection

このところ急激に冷えて,ハゲには帽子の欠かせない季節になりました.

そんな中,芸術の秋,ということで,以前から予約してあったBarnes FoundationのCollectionを見に行ってきました.

ここは薬を売って富を築いたBarnesさんが,印象派,特にルノワール,セザンヌ,マティス,ピカソを中心に,大量の絵画を集めて,部屋の壁にまとめて飾ったのを,そのままに近い状態で残してある,という
非常にユニークな美術館です.

壁の真ん中に大きい絵を置いて(例えばルノワール),その両側に似たような色使いの絵を対称的に飾り(例えばセザンヌとゴッホ),さらに上には小さめな絵をワンポイントで配置し(例えばピカソ),さらにその両脇を対称的な色の絵で飾り(例えばマティスとモディリアニ)・・・,

という感じで,一面の壁に対し,絵が10枚とか,そんな感じで飾ってあるというところ.
言葉ではちょっと再現しにくいのですが,

一枚一枚を大事に飾ってある,普通の美術館からすると,何とも贅沢なところです.
そもそもそれぞれの絵がかなり質の高い良い絵だったりするので,一つの壁の絵を見終えるのに,
10分20分かかったりします.

残念ながら,館内は撮影禁止ですので,写真はありませんが,外観はこんな感じ.


また周囲はいろんな木が植わった植物園になっていて,こちらもまた楽しめます.
とはいえ,中身の密度が濃すぎて,ちょっと終盤は疲れてくるんですが.
でもこれで2度目でしたが,とても楽しめました.
ネットのサイトから予約できるんですが,一ヶ月先くらいでないと開いてなかったりします.
関心のある方はお早めに.

2007-11-05

秋のドライブ Union Barrel Works

お天気がまずまずだった先日,76号を西に向かって少しドライブを.
目的は,家具のアウトレットがあるMorgantown.
(Kさん,情報ありがとうございます)
でも,折角西の方まで来たので,さらに西に少へ.

76号を走ると,紅葉がまだいい感じで見られました.

で,目的はReamstownという,やはり小さな街.
街というか,ほとんど畑や森の合間に住宅の集合した集落みたいな感じ.
とか言うと,周辺の方に怒られそうですが,でもあまりお店なんかは見かけず.
地ビール屋マッピングサイトのThe Beer Mapping Projectでこの街にピンが立っていなければ,
おそらく通過はしても,訪れることは無かったであろうと思われます.


で,途中少し道を迷ったものの,無事に到着.
周りはなんの変哲も無い住宅で,その中に突然ありました.
中に入ると,まずバーがあって,ここの地ビールのタップがいくつも立っています.
奥は落ち着いて座って食べられるレストラン形式になっていました.
結構時間も中途半端だったので,お店は結構空いていて,そのためかウェイトレスさんの
サービスが非常に良かったです.
なんでも今年の4月にオープンしたばかりとのこと.
どうりで内装もキレイでした.


肝心のビールは,相も変わらずサンプラーを注文.
Kolsch,Lager,Maibock,Pale Ale,Stout,Dopplebock,のレギュラーに加えてOctoberfestがまだありました.
Kolschが最も軽く作ってあり,やや弱めでしたが,それ以外はなかなかのでき.
個人的にはMaibockのフルーツ+蜜の香りと,モルト感,苦味のバランスが好みでした.
もちろんサンプラー後にパイントでいただきました.
ここはビールも良かったですが,食べ物も味が濃くなくて,丁度いい感じ.
アメリカにしてはさっぱり食べられました.
しかも出てきたパンが日本のおいしい食パンに近くて,思わずカミさんが仕入先を聞いたくらい.
結局,パンは自家製でしたので,興味のある方,ちょっと足を伸ばされてみるといいかもしれません.

http://unionbarrelworks.com

2007-11-04

Philadelphia 76ers ホーム開幕戦(対New Jersey Nets)

今日は,今週開幕したNBAの地元チーム,Philadelphia 76ersのホームゲーム開幕戦がありました.
帰国が迫っていることもあり,今のうちにということで,早々に行ってまいりました.
Iversonはすでにいなくても,さすがに開幕戦はかなりの入り.
チームも大型な補強はなく(多分),若手中心の微妙な編成.
ちなみに,予想では軒並み地区最下位です.

とはいえ,まだシーズンは始まったばかり.
まだまだ希望はあるわけで.
試合前の練習でも,観客が熱い視線で見守っておりました.


頼みの綱は,エースのAndre Iguodala,ベテランAndre Millerに3ポイントシューターのKyle Korverでしょうか.


で,本日はホーム開幕戦ということもあり,試合前にはIguodalaからの簡単な挨拶.
そして相変わらず盛大な国歌斉唱.
今日は屋内なのに花火も炸裂しておりました.

肝心な試合は,序盤リードするものの,ハーフタイム前には逆転を許し,その後は後手後手な展開.
ホームなので,会場は地元ファンでうまっているかと思ったら,川向こうから渡ってきた
Netsファンが結構いました.
当然彼らは喜んで観戦していたわけですが,ちょっと複雑な気分.
結局負けてしまいましたが,久しぶりにバスケが見られて楽しかったです.