2007-08-29

National Mechanics - philadelphia

今日は日本からのお客様とラボ仲間と共にOld Cityエリアに遠征.
以前に,今日一緒したラボ仲間に,「PubとBarの違いはいったいなに?」と
質問したことがあったんですが,その答えとしては,

Pubはイギリス,アイルランドからの移民がはじめたもので,そこらへん系のビールがあって,食べ物はFish&ChipsとはSheperd's Pie.
Barはアメリカっぽくて,食べ物はもっとインターナショナル.

との話でした.
やはり人口を反映して,Pubは東海岸に多く,西海岸はほとんどBarなんだそうです.

こういう定義,というか,違いというのは,やはり住んでいる人に聞かないとわからないもので.
でも,聞くに聞けない面もあり,さらに明確に説明してくれそうな人もあまりいないので,
これまでうやむやにしてましたが,そういうことのようです.ご参考まで.

で,今日,行ったのはNational Mechanics.
Old Cityの一見銀行に見える建物にあるBarです.
(上の定義によれば).

Weekdayの早い方だったせいか,また早めの時間に入ったせいか,
お店は混んでなくて,結構店員もフレンドリー.
タップのビールのラインナップからすると,地ビール+Irish+Scottishという感じ.
その中でも,みんなでローカル系のものを選んで,
Yards IPA(個人的には最もおすすめ.でも苦いの弱い人には厳しいかも)
Yuengling Lager(勢力範囲を拡大しつつあるビール)
Yuengling Porter
Victory Golden Monkey(ちょっとベルギー修道院系を意識したビール)
Victory Hop Devil(ホップ香+苦味はっきり系)
Woodchuck Amber(アップルサイダーです)
Flying Fish Farmhouse Ale(軽め.ピルスナーみたい)
Smithwicks
Boddington's
なんてあたりを飲んできました.

結構,外見がいかついわりには,店員の感じが良いお店.
おつまみは,ちょっとNostalgic系な不思議なものもあり,面白かったです.

http://www.nationalmechanics.com/

2007-08-27

フィラデルフィア美術館-Tequila's

久しぶりに行ってきました.
美術館は映画「ロッキー」シリーズでも有名な階段の上にそびえる,立派なものです.
最近は映画もあったせいか,若干タイアップ気味.

今日も,美術館脇のロッキー像には,記念写真を撮る人が列を作ってましたし,
階段上のロッキー脚マーク上でガッツポーズしている人も結構いました.

毎週日曜日は,こちらの言い値で入場できる(通常は$14/大人一人)のもあって,ちょっとお得感があります.
展示しているものもかなり幅広く,広くてちょっと疲れるのを除けば,結構楽しめます.
お蔭様で午後の数時間を満喫してきました.

で,お腹も空いたということで,夕食はCenter Cityにあるメキシカン,Tequila'sへ.
ここはメキシコ人も推薦.

外見は結構いかめしい建物ですが,ドアを開けると色鮮やかなメキシコっぽい絵の描かれた壁が見え,それだというのがわかります.

Barでは,各種メキシコビール(タップにあるのはDos Equis)と各種テキーラが楽しめます.
でも,ここはMargalitaが有名だということを,注文してから知りました.
地元PhiladelphiaのCitysearchでBest Margalita 2006に選ばれた逸品だそうです.
行かれることがある方は,ぜひお試しあれ.



料理の方は味付けが全体的にシンプルで,こちらも美味しかったです.
デザートも甘すぎず,好印象です.

と,満喫していたところ,バーテンのお兄さんがESPNニュースを見ていて,リトルリーグ世界選手権の話を始めました.
今日は決勝戦があって,日本代表(東京北砂)対アメリカ代表(ジョージア)で,延長の末,ジョージアがサヨナラホームランで勝ち,日本は残念ながら準優勝でした.
我々は日本人だ,というと,バーテンは,以前に日本に2度行った事があるとのこと.
なんでも彼はムエタイの選手で,後楽園ホールで試合をしたのだそうです.
おまけに,彼は土佐犬を飼っているとのこと.
アメリカには100頭くらいしかいないそうですが,非常に利口でいいイヌだといってました.
写真まで見せてくれる入れ込み様.
日本にいても,あまり土佐犬の話を聞く機会はそう多くないですが,Philadelphiaでそんな名前を聞くとはびっくりでした.
こういう意外性は,なかなか面白いものですね.

2007-08-24

Monk's Cafe

Philadelphiaにお住まいの方には結構有名なビール処,Monk's Cafe.
先日,久しぶりにラボの同僚と行ってきました.

ここはベルギービールを中心に,いろんな種類のビールが飲める素敵なお店.
いつもは混んでいることが多くて,なかなか席が無かったりもするんですが,
この日は早め(6時前)くらいに出向いたせいか,結構テーブルが空いてました.

メニューにタコを見つけ(Sourpusという名前の,Flemish Sour Aleに漬けたタコ),おつまみに頼んだんですが,これが不思議な品.
赤い色もさることながら,酸っぱい味と食感がなんとも「よっちゃんイカ」.

そして頼んでしまったビールが,期せずしてFlemish Sour Ale.
これが色は赤-ピンク.味が・・・大変酸っぱ いものでした.
香りも独特で,earthyとのこと.
何だか,そう言われれば土のような,ちょっとしめった蔵みたいな,濡れた干草のような,そんな感じ.

慣れればまあまあいけるんですが.


でも,ここはこんなビールもあるくらい,いろんな種類がタップにあります.

中にはこんな意外なものもありますが,HoegaardenもChimayもありますし,アメリカ系の地ビールも.

この日飲んだ中では,St. Bernardus が濃くて凝縮感あるダークビールでした.


久しぶりに楽しいひと時を過ごしたわけですが,こんなお店が近所にあったらいいなあ,と.

でもそれはそれで,また危険でもあり,こんな距離(車で30分)が良いのかもしれません.

2007-08-23

雨の野球観戦Phillies vs. Dodgers

このところ,野球観戦に行くと雲行きがあやしいです.
今年は4回中3回が雨.
それでも,試合はやるんですが,観戦する側としては辛い.

Philliesの球場,Citizens' Bank Parkは屋根のある部分と無い部分がありますが,ここ最近の観戦は屋根無し席なので,雨が降り出すと辛いです.





でも,もうすぐ正2塁手であるUtleyが戻ってくるようですので,井口見るためには雨の中でも行かないといけません.

何しろUtleyは非常に人気のある看板選手.
昨年は日米野球にも行ってましたし,何といってもUtleyユニフォームとかTシャツ着てる人はホントに多いです(右の写真参照).
その次に多いのは,昨年のナ・リーグホームラン王で,4番のRyan Howardでしょうか.
往年の名選手のユニフォームを着ているお客さんも多いです.

ところで,この球場のいいのは,売店で地ビールをいろいろ楽しめるところ.
近辺の地ビール(YARDS,Yuengling,Victory,Sly Fox,Flying Fishなど)をはじめ,西海岸のSierraNevadaとかAnchor Steamなんかも生で飲めます.

で,昨日の試合は雨の合間に始まり,雨の中に終わったわけですが,Philliesは見事5-4勝利.
まあ途中危ない場面もありましたけどね.
肝心の井口は2打数0安打でしたが,キレイな犠牲バントを決めて,オールセーフを誘っていました.
メジャーでもまあまあ犠牲バントを見かけることがありますが,結構みんな下手です.
そんな中では光ってます.
是非ともUtleyが復帰しても,ちょっと出て欲しいものです.




でもなんと言っても昨日の試合で嬉しかったのは,敵ではあるもののDodgersの守護神,斎藤のブルペン姿を見られたことです.
写真はボケてますが,横浜ファンとしては非常に嬉しい限り.
メジャーで抑えのエースをやっている,というのは,地元Philliesに絶対的な抑えがいない(まあ,Bret Myersは雰囲気ありますけど)のもあって,凄いことだとただただ感心してます.
井口との対戦は見られませんでしたが,今後とも頑張って欲しいものです.

2007-08-16

Haskell Invitational & The Original Basil T's

今回は久しぶりに行ってきた(約1年ぶり)競馬のお話.
毎年この時期に行われるHaskell Invitational(GI)は,Monmouth Park(New Jersey)にて開催される夏競馬です.
春シーズンを戦った3歳馬達が,秋のレース(もちろんBreeder's Cupが目標)復帰し始めるレースの一つです.
特に,今年はBreeder's Cupが同じMonmouth Parkで行われるとあって,今年はまずまずメンバーが揃いました.

というわけで,ウチから折角車で2時間長出かけるので,周辺にMicrobrewがあるかどうか,いつものように検索.
すると競馬場から車で15分くらいのところに, The Original Basil T'sというイタリアンレストラン兼Microbrewがあるじゃないですか!
これは行かない手はありません.
とはいえ,途中で道に迷ってなんだかんだで着いたのは結構遅くなってしまいましたが.



イタリアンと地ビール?という,一見不思議な組み合わせですが,ビールはなかなかのものでした.
当然ながら,サンプラーを頼むと6種類が登場.
全般的にはコクのある感じでした.
中でもBasil's Rocket Red Aleがおススメ.
と,そんなこんなで楽しんでいたら時間がたってしまい,競馬場に到着したら,結構混んでいて,かなり端っこの駐車場に止めさせられました.
競馬場への入場料は$2,レープロが$3なのですが,こちらは入場直後に,もう帰るおじさんからいただくことができました(おじさん,有難う!).

さて,本題のHaskellの方はというと,やはり大盛り上がり.
1番人気はPreaknessを勝ち,Derby3着,Bermont2着のCurlinで,何と元返し(単勝1倍).ここが復帰戦です.
日本では元返しってオッズはないんだけどね・・・.
2番人気は,われらが地元Pennsylvania州はMalvernに生まれて,Derby2着,Preakness3着,Bermont4着だった,Hard Spun.彼もここが復帰戦(単勝2.5倍).
3番人気はDerbyでそこそこ人気を集めながら惨敗し,先日復帰戦Dwyer Stakesを勝ったAny Given Saturday(単勝2.8倍).

全部で8頭立てが1頭回避で7頭にて行われました.
Cable Guyという,3戦3勝(でも条件戦)の馬に大きな声援があり,人気もこのメンツの中で4番人気で,なぜだろう?と思っていたら,なんと地元で勝ち上がってきた格下馬.
なんとも地元贔屓のアメリカらしいです.

で,結果は,
1.Any Given Saturday
2.Hard Spun
3.Curlin
でした.

普通に考えれば,力関係が同じくらいであれば,1回叩いた方がはるかに有利.明らかにCurlinの元返しは人気背負いすぎ.
ウチは結局この日,他のレースも合わせて$1.20プラスで終了.
記念の帽子ももらえたし,楽しい1日でした.

それにしても,こちらの方々の楽しみ方も,やはりビール片手にちょっと騒いだり,あーでもない,こーでもないと語り合ったりで.
なんだか万国共通の競馬の楽しみ方を見た気がしました.
でも,競馬場自体は広いけど,スタンドは小さかったです.
はっきり言って川崎並み.これでBreeder's Cupなんて,本当に主催できるんだろうか・・・.

2007-08-12

Long Valley Pub & Brewery + Niagara of Pennsylvania


超メジャーな地名というのは,各地でも類似(と言っていいかどうかはまたおいておくとして)の場所で使われるもので.
ペンシルバニア州にも「ペンシルバニア州のナイアガラ」と呼ばれる滝がたくさんあるエリアがあります.

Bushkill Fallsというのがそれで,National Recreation AreaであるDelaware Water Gapのすぐ傍にある,民営の施設です.
名前がなかなかイケているので,興味があったんですが,今日ようやく行ってきました.

折角,北上するので,まだ行ったことのないBreweryを探してみると,いくつかある.
ということで,今回もそれを絡めての日帰り旅行となりました.

でも,最初にコワい出来事が.
Rt.476を北上し,ゲートでチケットを貰ってから,追い越し車線を加速していたところ,隣の車線すぐ前方にいたトレーラー(当然安全運転)の後ろ(つ まりウチの車の隣)を走っていた日産黒ムラーノが,ありえないことに加速して追い越し側ににじり寄ってくるではありませんか!

とっさに激しくブレーキかけて(後ろの車の方,ごめんなさいというか,ありがとう),運良く車同士,及び壁との接触は避けられましたが,日産黒ムラーノは何事も無かったかのように追い越し車線に入って飛ばしていきました.
こちらは動揺して遅れを取ってしまい,その後追いかけましたが,Rt.476も混んでいたので,結局追いつけずじまいでしたが,気を取り直して目的地へと向かいました.

というわけで,Bushkill Fallsを目当てに考えると,近場にいくつか候補のBrewery Restaurantがありましたが,Long Valley Pub & Breweryに決定.
途中,予定のルートが工事中で迂回せざるをえず,ちょっと時間がかかりましたが,2時間程度で到着.
早速,サンプラーを注文すると,7種類が約120mlずつ出てきました.
全般的には軽めな傾向でしたが,その中でもBlack River Brown AleはとてもNuttyなフレーバーが秀逸でした.
いくつか賞も取っている模様で,納得です.
これ以外にも,ポーターとしてはライトなLazy Jake Porter,また期間限定のPonytail Pale AleはCalifornia Aleスタイルのまとまりのある感じのビールでした.

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http://longvalleypubandbrewery.com/


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で,本題の「ペンシルバニア州のナイアガラ」であるBushkill Falls.
結構混んでましたが,15分,45分,2時間コースのトレイルがあって,滝めぐりができます.
どれも小ぶりではありますが,木の橋とかが色々作られていて,なかなか楽しめました.
すぐ横にはDelaware Water Gapもあり,いろいろ自然が楽しめるところではないでしょうか.
本格アウトドア派の方には物足りないかもしれません.でもウチみたいな,ビール仕込んでから行くくらいのなんちゃって系には,かなりいい汗をかけて楽しかったです.

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http://www.visitbushkillfalls.com/

The Messengers

というDVDを借りました.
要はオバケ映画.日本で公開されているかどうか不明ですが.
もう少しここをこうすればコワいのに,とか,シーンが連続してるのに主人公の服が変わってる,とか,
いろいろ言い出したらキリが無いのですが,今ひとつ.
でも男の子,その姉のと,父親はなかなか演技してました.
と,いう感じで.

アメリカ,地ビール,ネタ帳

気がつけばアメリカ暮らしももう合計4年が経とうとしています.
これまで,住んでるところを中心にして,いろんな地ビールを飲んできました.
自分の記録という意味でも,ここでまとめてみようか,と.

ちなみに,アメリカに住んでいる方,あるいはご旅行される方で,「地ビール飲みたい!」という場合は,
こちらが良い情報源になるかと思います.

Beer Mapping Project
http://beermapping.com/